こんにちは!
あなたは、エンディングノートを準備していますか?
「まだ若いんだし」「お年寄りが書くんでしょ?」
そう思っている人が多いと思います。
私もそう思っていました。
でも家族や友人に不幸があったときに、エンディングノートみたいな記録が残っていたら良かったなと感じることがありました。
まだ若いあなたも、今日から少しずつエンディングノートを書き始めてみませんか?
特に一人暮らしをしているひとには、ぜひオススメしたいと思っています。
エンディングノートとは?
エンディングノートとは、万が一に備えてあなたの身の回りのことを家族や友人に遺すための手段のひとつです。
遺言書と違って法的な効力はありません。
あなたが生前に誰と交流があり、どの銀行に口座を持っているか。最近ならSNSアカウントの対処方法を書き留めておくことも考えられます。
離れて暮らす家族が知らない事って、結構あるんですよね。
万が一と言っても、不幸が起きることだけではなく、突然の入院などでお金周りの対応に困ることもよくあります。
エンディングノートとは、あなたに何かがあったときに家族や友人が困らないように、あなたの情報を伝えるためのツールなのです。
エンディングノートを準備した方が良い理由
エンディングノートと聞くと、70代や80代の方が「終活」の一環として準備するイメージがあります。
しかし、一人暮らしをしているのなら、若いうちから準備することをオススメしたいです。
あなたの資産を知ってもらう
若い頃から投資や副業に取り組む人も増えています。
あなたの資産がどのようになっているのか。遠くに暮らす家族にはわかりません。
もしあなたが亡くなった場合、家族は銀行口座の手続きをしなければいけません。
ただでさえ辛い状況の中、あなたの資産情報をもれなく把握して処理をするのは大変なことです。
私も実際に行ったことがありますが、とても心がすり減ってくのを感じていました。
エンディングノートに一覧にしているだけで、家族の負担を大きく減らすことができます。
家族の知らない交流関係を知ってもらう
いまは会社や学校の知り合いだけじゃなく、SNSの繋がりも広くなっています。
家族の把握できない友人・知人があなたにもたくさんいるはずです。
エンディングノートには、あなたと繋がりがあるひとたちを記録することができます。
名前やアカウント名を書いておけば、もしもの時には家族が友人たちに伝えてくれるでしょう。
あなたに何かあったとき、家族は友人・知人からあなたの思い出話を聞けるかもしれません。
離れて暮らしていても、こんなにたくさんの人たちに支えてもらっていたんだと知ってもらうことができます。
このように、離れて暮らしているからこそ、家族が知ることができない情報をエンディングノートでのこしておくことが大切なのです。
実際にエンディングノートを買ってみた!
私も一人暮らしをしています。
銀行口座はいくつかありますし、保険も入っています。SNS繋がりの友人もたくさんいて、「自分になにかあったら困るな」と考えるようになりました。
副業収入や株式の利益を管理するための銀行口座や、登録しているWebサイトが増えたこともあり、実際にエンディングノートを購入して書いてみることにしました。
私が購入したのはこちらの【もしもの時に役立つノート】です。
コクヨのノートなので紙質が良いのが決め手でした。
実際、書き心地が良くて長く保管してもそんなに傷むことはないかなと思っています。
ビニール製のカバーもついていて、表紙がしっかりしています。
特に良いなと感じた点は、パッと見で「エンディングノート」だとわからないところ。
友達の家に遊びに行って机の上に「あからさまなエンディングノート」が置かれていたら、ちょっとびっくりしますよね。笑
その心配はないので安心してください。ただ、パッと見じゃわからないので、しまっている場所を家族に伝えておきましょう。
せっかく準備しても、誰にも気付かれないと意味がないので!
目次はこんな感じです。
このノートでは、次の項目を記録することができます。
- あなたの基本情報
- 資産 銀行口座、株式や不動産等の資産、ローン、保険など
- 気になること 携帯・パソコンのこと、Webサイトなど
- 家族・親戚 家族や親族のこと
- 友人・知人 友人、知人の一覧
- 医療・介護 健康管理について、告知・延命措置、介護
- 葬儀・お墓 葬儀やお墓のこと
- 相続・遺言 遺言書のこと、相続のこと
- その他
後半の「葬儀・お墓」のことや「相続・遺言」はまだ書く事がないかなと思っています。
親のお墓に入れてね、とメモしておくつもりです。
資産のページでは、銀行口座・証券口座だけではなく、純金積み立てやプラチナ積み立て、ゴルフ会員権を記録することができます。
自動引落し設定や借入金、ローンも記録できるので、まずこのページを埋めることにしました。
次に、友人のページです。
転勤や転職が多いため全国各地に友人・知人がいるのですが、入院や葬儀の連絡を入れたい人はそんなにいません。
11名まで詳細を記入できます。その他にも簡易的に10名記録可能です。
「どんな関わりか」を各欄があるのが面白いですね。
書いていて気付いたこと
エンディングノートを書いていると、色んな事を振り返ることになります。
特に友人・知人のページでは思い出にふけってしまい、なかなか進みませんでした。
将来的にしっかり考えないといけない項目もいくつかありました。
大きな病気をしたときに告知をどうするか。お葬式はどうしたいか。
自分だけでは決められないことなので、家族とも話をしないといけないですね。
まだ30代の私でもこんなに悩むので、両親にはできるだけ早く準備してもらいたいと思いました。
自分が書くことで、親のことを考えるきっかけになりました。
難しいことは考えず、書けるところから書いてみよう!
エンディングノートには、あなたの今までを記録していきます。
しかし、難しく考える必要はありません。
「この情報がないと、家族が困るだろうな」と思った項目だけ、ひとまず埋めてみましょう。
それだけのことが、遺された家族へのちょっとした優しさになると思います。
あなたに何もないのが一番です。
でも、もしもに備えておくことは決して無駄にはなりません。
にほんブログ村
コメント