「仕事を辞めれるひとは良いなぁ」「辞めたいけど勇気が出ない」
そんな風に思ったことはありませんか?
誰でも一度は「仕事を辞めたい」と考えることがありますよね。
そこで行動を起こせるバイタリティがあれば良いのですが、誰もがそうは行きません。
仕事を辞めたい!と思ったときに、すぐ行動できる人と、そうでない人の違いは何でしょうか。
複数の転職経験を持つ筆者が、その違いを考えてみました。
筆者の職歴ですが、新卒~40歳までに8社で働きました。
公務員の任期付職員をしていた時期を除いて、すべて正社員です。特別な資格も持っていません。
履歴書が1枚じゃ足りなくなったので、今の職場を辞めないように頑張っています。笑
都会だからできると思われがちですが、半分は地方での転職です。
やろうと思えば何とでもなるんです。安心してください。
仕事を辞められない人、辞める人 思考の違い
まずは、仕事を辞められない人と辞める人の思考をみていきましょう。
多くの転職を経験すると、普通に働くよりたくさんの出会いを経験できます。
ずっとその会社にいる人。中途採用の人。転職していく人。
100人は下らないであろう人々との交流から見えてきた特徴をまとめてみます。
仕事を辞められない人に多い思考
「仕事を辞めたいけど辞められない」という話の次に挙がってきやすいワードです。
責任感が強い | 「仕事を辞めたいけど、残る人たちに迷惑がかかってしまう」 |
心配性 | 「仕事を辞めたいけど、次があるか不安」 |
自分に自信がない | 「仕事を辞めても、他にできることがない」 |
環境の変化が苦手 | 「仕事は辞めたいけど、環境に馴染むのが大変そう」 |
諦め | 「どうせどこに行っても同じだよ」 |
これは、良い悪いを言っているのではありません。
仕事を辞められない人の多くは、職場に迷惑がかかることを気にします。
辞めた後のことを考えて、不安になることも多いようです。
責任感が強いからこそ、残った人を心配するし将来を考えるんだと思います。
仕事を辞める人の思考
次に、仕事を辞めたいと思ったら行動に移すことができる人の思考です。
辞めることが楽しみ | 「この会社を辞めたら、もっと楽しい仕事があるはず」 |
会社に依存しない | 「いつでも辞められる」 |
自信がある | 「会社を辞めても自分なら大丈夫」 |
出世欲 | 「もっとキャリアを積んで良い給料で働きたい」 |
楽観的 | 「なんとかなる」 |
筆者を含め、よく転職している人たちは大体同じようなことを言っています。
もちろん職場に迷惑をかけないように辞めていますよ。
退職をしても前職の同僚と食事に行けるような良好な関係が続いている人も多いように感じます。
会社に依存しない「いつでも辞められる」という考え方
仕事を辞める人の思考の中でも「会社に依存しない」という考え方はとても大切だと思っています。
会社に依存せず「いつでも辞めれるんだ」という心構えを持つだけで、心が楽になるからです。
例えば会社が倒産しそうな状態の時、その会社に依存していると不安で眠れなくなるでしょう。
倒産したらどうなるのか?自分の貯金で食いつなげるのか?退職金は?ローンは?
次から次へと心配事は膨れ上がり、仕事どころではなくなってしまいます。
しかし「いつでも辞めれる」と考えて準備をしていた人は、サッと行動に移せます。焦らず冷静に状況を判断して、しかるべきタイミングで次のステップを踏み出します。
いつでも仕事を辞められるように自分自身を把握できているので、転職活動もスムーズです。
いつでも辞められる準備をしていこう
では、具体的に「いつでも辞められる状態」とはどうやって作っていくのでしょう?
ここでは5つのステップを紹介します。
- 毎月の出費を把握する
- 3ヶ月無収入でも生活できる資金を作る
- スキルの棚卸しをする
- 転職サービスに登録をしておく
- 「いつでも辞められる!」と強い気持ちで働く
たったこれだけの準備で大丈夫です。
毎月の出費を把握する
あなたは、自分が毎月どれくらい出費があるか把握していますか?
できていないのなら、まずは固定費を確認してみましょう。
家賃、スマホ料金、ローン、生命保険料など毎月おなじ額を払っているものをリストアップしてみると良いですよ。
次に食費、光熱費といった、固定じゃないけど大体おなじ額の項目を挙げていきます。
あとは、毎月1万円程度の増減を想定しておけばじゅうぶんです。
3ヶ月無収入でも生活できる資金を作る
毎月の出費を把握できたら、すぐに「出費3ヶ月分」を確保しましょう。
できれば、すでにある貯金とは別に準備できるのが理想。
せっかく仕事を辞めても、貯金を切り崩しながら生活するのはとても辛いです。
「仕事を辞めるための貯蓄」をしておけば、将来の心配を大きく減らすことができますよ。
ここで注意したいのは、6ヶ月や1年といった長期間無職を想定した蓄えをしないこと。
普通に生活しながら、通常の貯金と並行して無理なく貯められる範囲で準備しましょう。
3ヶ月分あれば、仮に就職が決まらないときも失業保険にシフトすることができます。
スキルの棚卸しをする
日々の仕事の中で意識したいのが「いま何ができるのか」ということ。
仕事を辞めるひとの中には「やりたいことがある!」と辞めていく人だけじゃなく「辞めてもこれができる」という人もいます。
やりたいことが無いから仕事を辞められない人は、特に意識してみてください。
「やりたいことは無いけど、できることがある」のなら、仕事を辞めても何かしらできることはあります。
自分のスキルに自信が無い人は、無理にいまの仕事からできることを探さなくても大丈夫。
いまはインターネットさえあれば、色んな方法で、たくさんのことを学べる時代です!
こちらの記事では豊富なWeb講座を受講できるUdemyを紹介しています。興味がある方は読んでみてください。
転職サービスに登録をしておく
もしあなたが突然、「今すぐ仕事を辞めたい!」と思ったとします。
そのときに焦って登録してしまうのはおすすめできません。
いつでも辞めれるように準備しておこう、というのんびりしたタイミングで登録しておきましょう!
転職サイトは、自分の経歴を記入する欄があります。
気持ちに余裕があれば、ゆっくり自分を振り返ることができます。振り返りの時間があるほど、経歴もしっかりと書き込めるので転職活動にとても有利になります。
結果として、いつでも良い求人に応募ができる状態で「その時」を待てるのです。
転職エージェントナビで転職マッチングサービスを試してみる「いつでも辞められる!」と強い気持ちで働く
さぁ、ここまで準備をしてきたあなたは「いつでも仕事を辞められる」ようになっています。
無職になっても困らないお金があります。
自分ができることを知っています。
転職サービスの準備も完璧です。なんなら、優良企業からスカウトが届いているかも知れません。
こうなってしまえば、会社で多少のことがあっても「まぁ、いつ辞めても大丈夫だしな」と思えるようになります。
自分の居場所を守るために上司の機嫌ばかりとる必要もありません。
いざとなれば「次に行ける」のです。
まとめ
仕事を辞めたいけど辞められない人のために、会社に依存しない考え方を紹介しました。
それは「いつでも辞められる」という考え方です。
「いつでも辞められる」状態を作るための5つのステップは次の通り。
- 毎月の出費を把握する
- 3ヶ月無収入でも生活できる資金を作る
- スキルの棚卸しをする
- 転職サービスに登録をしておく
- 「いつでも辞められる!」と強い気持ちで働く
仕事を無理に辞める必要はありません。
続けるに超したことはないのです。
ただ、本当に辞めたいと考えているのに、どうしても辞めることができないのなら、ぜひ試してみてくださいね。
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